生産部門やスーパーのバックヤードにホワイトボードが置いてあり、当日や週間の作業段取りをマーカーで手書きしたり、作業の付箋を貼っている現場を見かけた人は多いとおもいます。
作業現場では予定外の作業が度々発生し、予定が変わること日常です。そこで付箋の張り直しや作業マーカーを書く直すことが容易なホワイトボードが重宝されています。つまり、縦軸は担当者や利用機器に分類して、横軸に予定時間を入れます。予定変更は素早くやり直しです。
PCやWebを経由して動くスケジュール管理ツールは巷にあふれています。しかし、段取り変更が多い実務の現場ではなかなか使いこなせていません。すなわち予定ありきで段取り変更は二の次になっているのです。
弊職(アイティプラン合同会社代表社員)は、生産計画ツールNAPX(ナップス)の構築経験を通して、シンプルな作業登録をするツールが現場ではとても重要だという事を感じていました。即ち要件として
- 作業計画をスクラッチで、白紙から作れること
- マーカーペンや付箋の様に簡単な操作で、タスクの書き込みができること
- 関連するタスクの色を選択できること
- 書き込んだタスクの消込や移動が素早くできること
- 割り込みタスクがあった時に、それより後に予定しているタスクを簡単にずらせること
- 進捗に応じて、タスクの色の濃淡を変え、視覚的に進捗が分かること
- 関連するタスクを強調し、前後の作業確認ができること
- ホワイトボードをつなげることなく、特定日以外を縮小表示できるアコーディオン式のガントチャート表示ができること
を実装することにしました。
「作業マーカ―」は本要件を取り入れたツールです。 帯型のガントチャートを使用している為、よく使われるカミナリ線は有りませんが、現場にマッチしたツールです。是非利用に関するお問合せをしてください。