日程計画には大きく大日程計画、中日程計画、小日程計画があります。NAPX計画でカバーをしている部分は中日程計画です。
大日程計画は、年または3半期単位の計画となります。インプットは事業計画と製品のカテゴリ計画です。カテゴリ毎の売上/利益計画が起点となり、生産の数量計画を立案することとなります。
中日程計画は、いわば製品の顔をみて月単位に生産計画を立てることになります。資材であれば在庫から調達計画をたてます。製造であればリソースを割り振って実現可能な製造計画を立案します。リードタイムでの計画立案は、ある数量ロット単位で期間のアサインをしてきます。ただし、日単位の計画をたてるには、何からの計画ノウハウが必要となります。俗人化するケースも多いと聞きます。NAPX計画は資源の空き具合をみて日単位の座席予約をしていくツールとなります。
小日程計画は、日または週単位でリソースの具体的な利用時間を定める計画と言えます。自前のエクセル処理で難しい場合は、スケジューラと呼ばれるパッケージを利用します。
NAPX計画は、ストラクチャー型の製造BOMと受注データから中日程計画を立案することにフォーカスしています。