庭の縁側にDIYでテラスを何回か作っています。直近では2×4の防腐剤注入のSPF材を使いました。0年目(図の左:2023年)は、塗装も良く載り明確な裂け目は有りません。8年(図の右:2015年)も経つと風雨に晒されたせいで、多くの裂け目がでてしまいます。
一番最初のテラスはキットを通販で買いましたが、3年持ちませんでした。如何に見た目がきれいでも素材(土台)が良くないとすぐ使い物にならなくなります。
システムのライフサイクルはどうでしょう。今やPCからスマホの時代でいつでもどこでも処理ができる事が受けますが、実は企業の基幹業務は汎用機からオープン機器に変わったとしても20年動いている仕組みが多々あります。ものづくりの選択としてどのくらい持たせるものを想定するかで、基礎に掛けるコストに違いがあることをつくづく感じます。NAPXは入力フロントをエクセル、バックエンドのデータベースはACCESSを使っています。ACCESSはデータベースの容量の制約などがあり悩みましたが中小企業の基幹システムでも多く利用されていることが分かりコスト面を重視して採用しました。NAPX管理ではデータベースの維持管理の観点でデータアーカイブ等の機能を用意して長く利用できる工夫をしています。